政治家と八正道
八正道
お釈迦様の教えである正見、正思、正語、正業、正命、正進、正念、正定は分解できるものではないのです。全てが一体になっています。正しいものの見方ができないと、正しい思考も無く、正しい言葉も生まれきません。
正命
衣食住その他の生活財を正しく求める事。人の迷惑になる仕事や、世の中の為にならない盗み等の職業によって生計を立ててはいけないのです。
正精進
自分に与えられた使命や目指す目的に対して、正しく励み、怠りや脇道に、逸れたりしない事で、とらわれ過ぎたり偏った精進は、かえって逆効果になります。『待てば海旅の日和かな』
正念
仏と同じような正しい(真理に合った)心を持ち、小我(自己本位)による分別をせずに、ものごとの真実の実相を見極めて、心を常に真理の方向へ向けることが必要です。
正定
心の状態が真理に照らし正しい状態に定まる事。正しい状態になるためには、正姿勢が必要です。正しい姿勢による禅定は正しい判断をもたらします。
政治家と八正道
今の政治家の正定(姿勢)を横から見たときに、姿勢が悪い、全て体重ガ、カカトにかかり、その為に、胸が反っているから呼吸は十分に吸うが、吐く息が十分でない、吐く息が少ないと、この姿勢の政治家は、自己を捨てることはでません。
吸う息が多い人は欲深く、名誉欲が強く。餓鬼の世界に落ちている政治家です。八正道なんか到底出来ません。
八正道こそ、政治の本道です。政治家の行動は全て数理計算によって支配されて、権謀術数に成り立っています。
大乗的な政治ができないのです、まず姿勢を正す必要がります。正しい政治を施行するには、正しい姿勢を得るために、昔の施政者のように禅の修行が必要になるのです。
合掌
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